ネタ
鶯丸になってしまったのだが、オオカネヒラァしか言えないようだ。

・オオカネヒラァとしか言えない鶯丸さん、その後はお元気ですか?

先日鶯丸となった私は、レベリングのために訪れた江戸の記憶なる戦場で、絶賛迷子なう、であった。
私の服の裾を掴んでいる、こちらの幼女ちゃんも、どうやら迷子らしい。親とはぐれて泣いているところに声を掛け、慰めているうちに懐かれてしまった。

「緑のお兄さん、貴方のお名前は?」
「オォォーッカネヒラッ!」

名を尋ねられたがために答えたのだが、『ホー、ホケキョ』みたいな言い方になってしまった。「鶯丸だ」と述べた台詞も、大包平変換である。いつも通りだ。
鶯丸さん、これ、どうしましょう。……ふむふむ、なるほど。大包平は天下五剣を気にし過ぎ、ですか。あの、その、今この状況とそれって関係ありますか?
帰ってきた言葉は「無いな」の一言。……潔い。今日も鶯丸さんはイケメンです。




こちらの幼女ちゃんは、その土地の守り神一家の一人娘(息子?)さん。その力の制御が上手くいかず、鶯丸さんを自分の作った即席神域に招いてしまった模様。神格が違いに違うものだから、鶯丸さんは付喪神なのに隠されてしまったらしい。
この後、てんでわんやしながらも、審神者が幼女ちゃんの父神母神の助力を得て神域解除、鶯丸さん回収という流れになったとかなんとか。不完全な神域でよかったね!
帰ってきた鶯丸は、大倶利伽羅と包丁と平野の組み合わせに「オオカネヒラ……」ってぼやいてた。


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