元ブラック本丸に就任しました。訪問時には自衛しようと思います。
(引き継ぎ)

・ネタ発想の動機
ブラ丸引き継ぎって分かっているのに、備えなしに凸って刺されて傷つくヒロインちゃんが見ていられなかった。

全身鎧(フルフェイスの兜との一体型)でガチガチに固めて元ブラック本丸を訪問した審神者。これには流石の兼さんも威勢の良さを無くした。

ちなみに鎧は、23世紀の技術の詰まった、衝撃を逃がす構造となっている。鎧通し対策に、鎧は隙間なくぴっちり審神者を覆っている。まるで全身タイツ。実際、頑丈さに重きを置いた鎧ではあるが、ある程度なら伸縮性もあるらしい。ますますタイツじみてきた。鎧タイツとは新しい。需要は果てしなくなさそうだ。
ところで物理でなく霊力や神様ぱわーで立ち向かわれれば審神者はひとたまりもないのだが、いやあ皆さん脳筋で助かった。




元ブラック本丸に、刀剣達を手入れしに行くことになりました。今日中には帰ってこようと思います。

燻煙式の睡眠薬だか催眠薬だかをプシューと焚いて、みんな眠らせたところをガスマスク審神者がGO。全員手伝い札のスピード手入れを済ませて帰る。
目が覚めたら全員の傷が治っていた怪奇現象。



元ブラック本丸に引っ越すことになりました。保険は掛けておこうかと思います。

→なんやかんやあって馴染んだ

ただいまー、と全身鎧で帰宅する審神者。お夕飯やったー!
「今日も鎧は脱がないんだね」寂しそうに言う刀剣男士。
脱がなくても口元だけ開閉できて食事の邪魔にならない仕様。なんだこの鎧は。

「切りかかられる心配は、さすがにもうしていないけれどね」

ならば何故と問う視線に、審神者は答えない。


……隠していたせいで、変に美人だと期待を持たれたり、逆にひどい容姿なんじゃないかと想像されたりしていて、フツメン審神者は鎧を脱ぎづらいのでした。
(だってフツメンって、ねえ? 一番面白みがなくて、反応に困るじゃないですか)
美人だと思われているのは嬉しいし……夢みてくれているのを、わざわざ壊すのもなんだし、世の中には知らない方がいいこともある、ということで。
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