こころやまい▽2017/04/18(Tue)
苦手なんだ
僕「……苦手だ」
中原「何がだよ」
僕「有島」
中原「アリシマ?」
僕「さっき転生した白樺派のアレ」
中原「ああ……って、アレ呼ばわりはねえだろ」
僕「苦手だ……」
中原「頭まで抱えやがって。そんなに合わねえタイプなのかぁ?」
僕「先生と似てるんだよ……」
中原「!」
僕「死に救いを求める姿勢と、普段の雰囲気が、どことなく先生に似ている」
中原「……なるほどな。その苦手≠ゥ」
僕「……ん」
中原「あー……あんま気負いすぎんじゃねーぞ」
僕「うん……」
中原「とりあえず紅茶でも飲めや。淹れてきてやるからよ」
僕「下手……」
中原「ぶん殴るぞ」
▽2017/04/18(Tue)
気まずいのが増えた
僕「……氏が有島武郎殿ですね。初めまして、私はこの図書館にて特務司書を勤めております、海音海月と申します。今後ともよろしくお願い致します」
有島「ああ……うん。これからよろしくね(スッ)」
僕「(ズザッ)」
有島「?」
僕「よろしく……(遠ざかりながら)」
有島「志賀くん」
志賀「おお、有島。こんな時間に呼び起こされてあんたも災難だな」
有島「まさか生き返るだなんて、魔法のようだよ」
志賀「違いない」
有島「ところで」
志賀「うん?なんだ?」
有島「司書は僕のことをあまり気に入っていないのだろうか」
志賀「ああ……それはな、あいつどうも白樺派……十中八九俺が原因なんだが……ともかく白樺派をよく思っていないらしい」
有島「! それはどうして」
志賀「さあな。ただ一つ言えるのは、あのチビもあの歳でいっちょ前に文学者ってこった」
有島「……」
志賀「おいおい、あまり思い込むなよ?」
有島「……うん」
▽2017/04/18(Tue)
新文豪だよ!海月くん!
僕「有島……たけろう?なんて読むんだこれ。ぶろう?」
太宰「律儀に調べるところに穂吉の人の良さが出てるよね」
僕「黙れ。……たけお!?これたけおって読むの!?」
太宰「普通はそう読めないよなあ」
僕「ほーん……そうか……(ごそごそ)」
太宰「今度は何をするのさ」
僕「せめて一作品は読もうかと……」
太宰「…………穂吉ってやっぱり優しいよね」
僕「どこがだよ……批判材料を集めてるだけなんだけど……」
太宰「君がそれでいいならいいんだけどさ」
僕「ああ……?」
▽2017/04/18(Tue)
ラビュッ!
(……)じっ
「(ねみー)」
(ちゅーやくん改めてよく見たらまつ毛長いな……肌白い……小顔……髪さらさら……)
「(だりー)」
(あ、あれまって?もしかしなくてもとても魅力的なのでは?)
「(そろそろ寝っかなぁ)」
好き……。
「いきなりなんだよおまえはよぉ」
あれ……?
「ああ?」
声に……出てましたか……?
「モロに出てたわ」
ええ…………。
「何照れてんだよ気持ちわりぃな」
待って!
「何をだよ……」
ちゅーやくんなら目に入れても痛くなさそう!
「……あー……ストップ。マジで目に入れようとすんのやめろ」
キレそう!
「寝ろ」
議題。ちゅーやくんが何故こんなに好きなのかについて。
「寝ろ起こすな」
ちゅーやくんは天使だったのでは……?
「戯けんな寝ろ」
ツンツンなところも好きだよ。
「すげーな、日本語同士なのに全く会話になってねえ」
「お前日に日に就寝時間ずれてねえか?」
ばれたか!
「そんなんだからニキビできんだよ」
人が気にしていることをよくもまあズケズケと!好き!
「話にならねえ」
恋は盲目ってやつだねえ。
「盲目どころじゃねえよもう目ぇ潰れてんだろお前の場合」
君への愛に刺されたか……。
「気持ち悪い近寄んな」
▽2017/04/18(Tue)
かわいいこは
可愛い子ってさあ、
「あん?」
殺したくなるよね。
「ならねえよ!?」
太宰とか見てたら握り潰したくなる。
「おまえあいつのことどんな目で見てんだ!?」
ひよこ。
「ひよこ……」
ひよこも握り潰したい。
「もうやめてくれ……」
鳥類殺したい。
「やめてくれ……」
「(こいつオレのこともカワイイカワイイぬかしやがるが、まさか変な目で見られてねえだろうな……?)」
(かわいいなあ)
「(悪寒が……)」ぞわっ
(ほんとかわいい)にこにこ
「んだよその顔……」ぞわぞわ
別に?(殺すには惜しい)
「(脳内で滅多刺しにされてそうで嫌だわ……)」ぞわぞわ
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