昨日2 今日4 合計3810 更新2018/12/25/03/12

投稿2018/12/25/03/12

部屋と少女と私C第四章


ここから私の好き放題、妄想世界の階段をゆっくり昇る…

私はなごみちゃんを労りながら頬に軽くキスをする。
繊細な物を扱うように優しく丁寧に慎重に…

「私は今何をしているのだろう?夢か幻か?」

夢とも現実とも違う錯覚が薄暗い空間をまどろませる。
幻ならば消えない内に、また私はなごみちゃんの首筋に吸い付く。
「きゃっきゃっ」とくすがるなごみちゃん。
爽やかな石鹸の香りが鼻をかすめ脳天から抜けていく。

私はしばらく目の前の少女、キャミソールとショーツだけのなごみちゃんを眺める。
まだブラジャーの必要のない胸ではあったが、なだらかな二つの丘がキャミソール一枚を隔てて仲良く並ぶ。

そして私の目線は、ある一つの一点に集中する。
目線に気付くなごみちゃん。
顔がみるみる紅くなり可愛い愛しい股間を両手で隠す。

私は嬉しくなった。

「どうして隠すの?」

「だって恥ずかしいんだもん」

お風呂の時は何事もなかったかのように振る舞っていたのに、今はこんなにも顔を赤らめ羞恥に耐えている。
これが予測できない少女特有の気紛れなのだろうか?

私はますますその部分を凝視する。
その薄い布の下には何があるのだろう?
布地に一筋のたてせんが、うっすら浮き出ている。
私はその浅いクレバスを人差し指でなぞってみた。

「素晴らしい芸術だ!」

更に指で恐る恐る摘まんでみる。
プニッとした感触はとても柔らかな肉のワレメだった。
すかさず鼻を近付け股間をクンクンしてみる。
お風呂上がりの石鹸の香りと、体臭が染み付いた、少し色褪せたクロッチ部分の匂いが混ざりあい、何とも表現しがたい独特の香りを放っている。
いわゆる少女の体臭とでも言おうか?

その媚薬臭は鼻腔から鼻筋を通り、脳内に充満し、脊髄から神経細胞を駆け巡り、やがて私の前立腺をツンツンと刺激する。
そのたびに私はヌラヌラとしたカウパー液が、卑猥な肉の棒から滲み出し滴り落ちていくのを噛みしめていた。

もはや私の薄汚い醜い男根は爆発寸前であった。
狂おしく発狂しそうな私は、なごみちゃんの目の前で自分で自分を弄ぶ。

「なぜ少女と交わらないのかって?」

私は可愛い少女を汚したくない。
いつまでも綺麗な身体でいてほしい。
ガラスの瞳が曇る事なく…

なごみちゃんはポカンとして私のその行為をしばらく見ていたが、その内自分でショーツを脱ぎ始めた。

「いいよ、見たいんでしょ?見せたげる」

可愛い声が脳を直撃した。
不思議だ、ついさっきまで顔を赤らめ恥ずかしがっていたのに、お風呂の時と同様にまた自分で脱ぎ始めた。
本当に少女の心はわからない。
弄ばれているのは、もしかして自分なのでは?

私が自分で上下にしごいている哀れな肉棒は、ダクダクと白濁の無様な体液を撒き散らす。
それでもなお扱く。
奇声にも似た、声にもならない声を発し射精した事にも気づかない。

…が、なごみちゃんが、その光景を見てひどく驚く。
その表情に私も我に返る…

なごみちゃんは自慰という行為が理解できないらしくキラキラとしたピュアな瞳で聞いてくる。

「今のな〜に?」

私は答えに困りながらも、なごみちゃんを男汁で汚さぬように優しく抱きしめる。

「ありがとう、なごみちゃんのお陰で病気が治ったよ」

これが自分のボキャブラリーの限界だった。

耳元で囁く私。
「きゃっきゃっ」とくすがる少女。
憧れの少女、木崎なごみちゃんは、私の一方的な片思いの妄想世界へと静かに帰る…また今度の夜、逢えるのを楽しみにして…


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