賢者の石編 18話
サラサラとルシウスの指を髪が滑り落ち、どこか恥ずかしい気持ちで視線をそらすと、その様子を見ていたドラコと視線が合う。
すると直ぐにレンは「あ」と、こぼすとドラコは不思議そうにする。
「マント…ドラコのでしょう?ありがとう」
レンがそうマントを差し出せば、それをドラコはレンの肩にかけ
「今日も冷えるから、着てないと寒いよ」
「なら、自分のが…」
レンはそう言うが、これで良い。とドラコがそれを制した。
2人のやり取りを初々しいカップルを眺める様にドラコの両親は眺め、二人は視線をあわせるとルシウスは僅かに口の端を上げた。
「レン、これから出かけないか?」
ドラコはそれを見ないフリをし、レンの手を取りそうきりだし、レンはルシウスの僅かな表情に首を傾げていたが
「あ、うん。私も行きたいって思ってたの。」
もう少しでクリスマスも近い。皆へのプレゼントを選びたいと思っていたことを思い出し、了承した。
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