賢者の石編 20話
「ドラコ?随分楽しそうね。」
「やぁ、レン。さっき知ったばかりの魔法を成功させる事ができてね。」
クラップとゴイルもウンウンと頷いた。
「あいつの顔、面白かったぜ」
クラップがそう言うと、ドラコもゴイルも声をあげて笑った。
レンがそれを不思議そうに首を傾げると、ゴイルが話を続ける。
「ロングボトムに足縛りの呪いをかけたんだ、呪文は上出来さ」
「呪文を試したいだけで、ネビルにそんな事をしたの?」
「我らが姫を怪我させた報いを受けるべきなんだ。」
クラップがそう言うと、ゴイルも同意して見せていた。
レンはそれを聞くと、3人に何も言わず談話室へ戻る道を歩き始める。
今から追えばネビルに追いつけるかもしれない。
だが、それもドラコが手を掴み止められてしまう。
「ドラコ…離して。」
「嫌だね。レンがロングボトムの為に動く必要なんかない。」
「同じ寮生よ。」
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