賢者の石編 22話
ハリーが高い位置からクルクルと旋回しスニッチを探している。
「グリフィンドールの選手がどう言う風に選ばれたか知ってるかい?」
誰もそれに返事をすることもなく、ドラコは話を続ける。
「気の毒な人が選ばれてるんだよ。ポッターは両親が居ないし、ウィーズリー一家はお金がないし。…ネビル・ロングボトム、君もチームに入るべきだね。脳ミソがないから」
ネビルは顔を真っ赤にし、座ったまま後ろを振り返ってドラコを睨む。
「ぼ、僕は、君が十人束になっても敵わない位価値があるんだ!」
「ネビルもっと言ってやれよ。」とロンはハリーの様子を見ながらネビルを煽る。
「ロングボトム、もし脳ミソが金で出来てるなら、キミはウィーズリーよりも貧乏だよ。」
「マルフォイ、これ以上一言でもいってみろ。ただでは…「ロンッ!ハリーが!」」
ハーマイオニーがロンの話を遮り叫ぶ。
「スニッチよ!ハリーの前に!」
レンも試合に釘付けだった。
ハリーは突然もの凄い急降下を始め、ハリーを大歓声が包み込む。
そのまま弾丸のように一直線に地上に突っ込んで行き、レンはもし地面にぶつかったらと、気が気じゃなかった。
地面すれすれにまで、近づくと急降下を止め、上げた手にはしっかりとスニッチが握られていた。
1/5
←前へ 次へ→
目次へ