賢者の石編 22話
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「えっと…一昨日は…ありがとう。はしたない事をした上に医務室まで運ばせちゃったみたいで、ごめんなさい」
「あぁ、別に良いよ。たいした事じゃないし」
ジョージはそう言うと微笑んでみせ、フレッドは「それだけ?」と続きを促した。
「あと、今日はおめでとう。…それだけなの。止めちゃってごめんなさい。」
そう言うと2人はレンにウインクをし「談話室で。」と言い残すと走って行き姿を消した。
レンはその後姿を見送ると、とぼとぼと談話室へ向かって歩き出していた。
あの距離感はいったいなんだったんだろう。
もしかしたら、秘密が知られてしまったんじゃないか…
色々考えたが、どれも自分の中では可能性が低く、答えは出なかった。

談話室に戻ると、そこはとても賑わっていた。
一人一人が勝利を喜び祝っていて、その場にいるだけで元気がもらえそうだったがレンはそのまま誰にも気付かれないように…と、寝室に帰っていった。
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