賢者の石編 2話
しおりを挟む
暫く経っただろうか。レンは窓辺の椅子に腰を下ろし読書をしているとパチンと大きな音と共にシャルが姿を現す。
「お嬢様!ご主人様よりお返事を預かって参りましたでございます!」
小さな手を前で合わせ、瞳を輝かせながらそう言うシャルに、レンは本から視線を離し、シャルへ視線をやる。
「ありがとうシャル。伯父様はなんて?」
「入学しても宜しいとの事でごさいます。このお返事のお手紙を梟に持たせるようにとの事でございます。」
そう言いどこからか大切そうに取り出した封筒を受け取り、レンはそれを受け取る。
裏側には鈴蘭の形によく似た家紋の印がちゃんとされており、それを確認すると先ほど眠ってしまった梟に持たせ
「ホグワーツのマクゴナガル先生か、ダンブルドア先生までお願いするわね」
と声を掛けると元気良くホーッと鳴き、梟は大空へ旅立って行った。
3/3
←前へ    次へ→
目次へ