賢者の石編 23話
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それから数週間がたった。
双子はいままでみたいにレンに構ってくる事はなかったし、レンもその事をあまり考えない様にしていたし考える暇も無かった。
今は自分の事よりも、クィレルの方が気になっていた所為でもある。
そのクィレルは日に日に青白く窶れた感じを見せていたが、口を割った気配はない。
ハリーとロン、ハーマイオニーは四階の廊下を通る度に(出入りを禁止されている扉の所に三頭犬のフラッフィーが居たらしい)扉に耳を押し付けて、フラッフィーが無事かどうか確認していたし、レンも何度かそれに同行した。
何度かクィレルはレンの側に来ては何かを言いたそうにし、何もないと立ち去る事が多くなった。
それは決まって周りに人がいない時で、レンはそれを不思議に思った。
「ねぇハリー。クィレル先生がね、人がいない時に限って私の側に来るの…なんでだろう」
ハーマイオニーが談話室で復習の予定表を作ったりノートにマーカーをつけているのを横目に側にいるハリーやロンにそう訊ねる。
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