賢者の石編 23話
「クレスメントは特別な力があるって有名だし、クィレルはレンの力を借りようと思ってるんじゃないか?」
ロンは、ハーマイオニーがロンの為に作った予定表をあからさまに嫌そうな顔をしながらそう言うと、ハリーもそうだと思うと頷いてみせる。
「ハーマイオニー…試験はずっと先だよ。」
痺れを切らしたようにロンはハーマイオニーにそう言うが、ハーマイオニーは厳しかった。
「十週間先でしょ。ずーっと先じゃないわ。ニコラス・フラメルの時間にしてみたらほんの一秒よ」
「僕らは六百歳じゃないよ。」
「それに予定表は何で僕らだけなんだ?レンにも作ってやるべきだよ!」
ロンの提案にレンは「へ?」と気の抜けた返事をする。
「レンはちゃんと勉強しているわ。貴方達は知らないでしょうけど、この子成績良いのよ。」
「普通の本を読んでいる様に見えて、中身は勉強に関する物なんだから。」
レンはいつも自分で作ったカバーをかけ、本が汚したりしない様に読んでいた。
その為か皆気付いていなかった様で、驚いた様な表情を見せた。
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