賢者の石編 25話
「あぁ、どうしよう…今思い出した…あの手紙を、マルフォイが持っていった本に挟んであったんだ。マルフォイに計画が知られちゃう。」
返事をしようにも「眠らないといけない」とマダム・ポンフリーに追い出されてしまい、3人はとぼとぼと寮へと戻っていく。
「今更計画を変えられないよ…」
「なんとか、私説得してみるわ。」
土曜の午後はハリー達と別行動をとった。
レンは夕食を終え、ドラコの元へと行く時「幸運を祈る」とハリーとハーマイオニーは応援してくれた。
「ドラコ、話があるのだけれど…」
人気のない場所までドラコを連れて行くと、ドラコは何の話だか判っているようだった。
「レン、君の用件はこれだろ?」
そう言うとロンの本と一通の手紙をレンに手渡した。
レンはそれを受け取りドラコを見るが首を横に振る。
「僕は言うつもりだよ。ちゃんと先生にね」
「でもドラコ…」
「レンは僕の大切な人だ。だけどアイツラは僕にとっては違う。君の願いは出来るだけ叶えてあげたいがこればかりはダメだね。」
ドラコは楽しそうに笑いながら意見を変えようとはしなかった。
ドラコはレンの手を取り一番高い塔へ繋がる階段の下まで歩いていく。
暫く説得し続けたが、それも否定され無言のまま暫く時間はすぎていった。
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