賢者の石編 26話
レンはドラコに考え直して貰おうと説得し続けるが、ドラコはレンの手を取り一番高い塔へ繋がる階段の下まで歩いていく。
暫く説得し続けたが、それも否定され無言のまま暫く時間はすぎる。
きっとここで先生を待つか、ハリー達が行ったのを確認してから先生を呼ぶかのどちらかなのだろうとレンは思ったのでドラコの側を離れる訳にはいかなかった。
「あ、フィルチさん!」
ドラコはレンの背の方からフィルチがやってきたのを嬉しそうに声を掛ける。
フィルチはフィルチで校則を破っている生徒を発見し嬉しそうだった。
「こんな所で何を…「ポッターです!ポッターがもうじき此処に来るんです!校則を破って!」」
フィルチの言葉を遮るようにドラコは勢いよく言った。
きっとレンに口を挟まれたくなかったのだろう。
「僕はここでポッターを捕まえます。マクゴナガル先生を呼んできてはいただけないでしょうか?」
フィルチはハリーに恨みでもあるのだろうかとレンは思った。
ここで校則を破っている自分達を気にもせず、その生徒からの申し出を受け喜んでマクゴナガルを呼びに行ってしまったのだ。
1/5
←前へ 次へ→
目次へ