賢者の石編 29話
ハーマイオニーとロンはヴォルデモートを恐れていたが、然程気にしていない様で、テストが終わるとその事について話し、4人で湖の方まで歩いていく。
先頭に2人、後ろからレンとハリーがついて歩く。
「ハリー…大丈夫?」
傷が痛むのでしょう?と心配そうに声を掛けるとハリーは小さく俯いた。
「毎晩悪夢を見るんだ。最近ではあのフードを被った奴が血を滴らせて現れたり…」
レンは何気なく変に思っている事があった。
あの森の一件から、スネイプの授業の時も不機嫌そうだったが、クィレルの授業の時は傷を触る事が多い。
もしかしたら…石を欲しがっているのはクィレルなのではないだろうか…。
だが、クィレルのあの性格や態度は行動に動かせる様に思えないし、それを望んでいる様には到底思えない。
ハリーを箒から落とそうと魔法をかけていたというスネイプの話も気にかかる。
「きっと…ヴォルデモートが側にいて、ダンブルドア先生がホグワーツを出かける隙を狙っているのかもしれない」
レンがそう言うとハリーも「僕もそうだと思う」と返事をした。
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