賢者の石編 4話
「さて…準備も終わったことだし、行きますか」
食事を終え一息つくとレンはそう言い、暖炉の側まで向かった。
「お嬢様、いってらっしゃいでございます」
「いってきます。シャル」
暖炉の側まで来ると、近くに置いてあるキラキラと光るパウダーをひとつまみふりかける。
すると、炎はエメラルドグリーン色に変わりレンはその中へと足を進め慣れた手つきで「ダイアゴン横丁」と言うと、辺りは一瞬のうちに暗くなり、体がぐるぐると回っているような感覚を感じながら必死にバランスをとろうと試みるが、次の瞬間、体は明るい世界へと吐き出されていた。
1/5
←前へ 次へ→
目次へ