賢者の石編 30話
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「ポッター、キミはいろんな所に首を突っ込みすぎる。生かしてはおけない。ハロウィンの時もちょろちょろしおって。」
「貴方がトロールを入れたのですか?」
「左様。残念な事に、あの時皆がトロールを探して走り回っていたのに、私を疑っていたスネイプだけが真直ぐに四階に来て私の前に立ちはだかった。私のトロールが君を殺し損ねたばかりか、三頭犬はスネイプの足を切り損ねた…。さぁポッター、そこで我らが姫と共に大人しく待っておれ。この面白い鏡を調べなくてならないからな。」
「貴方には絶対に手に入れられっこない。ダンブルドアがかけた魔法だもの。」
レンは搾り出す様にそう言うがクィレルは怯みもしなかった。
「僕、貴方が森の中でスネイプと一緒にいる所を見た。」
ハリーは話しかけ続け、話をする事により鏡に集中出来ない様にする作戦の様だった。
「スネイプは私に目をつけ、どこまで知ってるか確かめようとした。始めからずっと疑っていた。私を脅そうとしたんだ…私にはヴォルデモート卿がついているというのに」
クィレルはそう言いながら鏡の裏を調べ、また前に戻って食い入る様に鏡を見ていた。
「石が見える…ご主人様にそれを差し出している…だが石はどこだ?!」
「でもスネイプは僕の事をずっと憎んでた」
ハリーは縄を解こうと動きながらもクィレルから視線を逸らそうとしなかった。
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