賢者の石編 31話
「石はの、壊してしもうた。」
「それでは、先生のお友達の…ニコラス・フラメルは死んでしまうのですか?」
「キミはこの事をよく調べて取り組んでくれておったのじゃな。実に嬉しい事じゃ。…ニコラスとはお喋りしたのじゃが…こういう風にした方が良いと言う事になったのじゃ。」
「先生…ヴォルデモートは消えたわけじゃないですよね?まだ戻ってくる方法は…」
「残念じゃが、まだ方法はいくつか残っておる。」
レンはハリーとダンブルドアの話を聞きながら頭まで布団に潜って瞳を閉じる。
目頭が熱い。
「僕はどうやって石を?」
「石はの、手に入れても使おうとしない者のみが手に入れられる様に細工をしたのじゃ。我ながら素晴らしいアイディアじゃと思わんか?」
ダンブルドアの声は嬉しそうだった。
それからハリーはスネイプの事を聞いていた。
スネイプは今のハリーとドラコの様に、ハリーの父ジェームズと仲が良くなかったらしい。
だが、ジェームズに命を救われた事があり、それがたまらなく許せなかった。
命をかけてハリーを守る事。それが唯一の借りを返す方法で、そうさえすれば心おきなく思い出を恨む事が出来るのだろうとダンブルドアは言っていた。
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