賢者の石編 5話
事実、ハリーの母親のリリーも、マグル生まれの魔女でとても優秀だったらしい。
「…ザリン出身だ。『例のあの人』もそうだ」
ボーッとしながら2人のやり取りを聞いていたレンだったが、ハグリッドの台詞の一部が急に自分を現実の世界へと引き摺り戻した。
例のあの人…ヴォルデモートはレンの人生に深く関わっている。
きっとこれからの未来もそうだろう。
レンはそう考えると血の気が引いた。
が、避けては通れない道なのだ。
その後の事はあまりよく覚えていなかった。
ヴォルデモートの事やこれから先の事が色々と頭の中をぐるぐると回り始め、周りがあまり見えていなかったのだろう。
覚えている事といえば、ハリーに誕生日プレゼントをあげるといい始めたハグリッドと一緒に、ハグリッドは梟を、レンはフクロウフーズをあげた事くらいで、無事に買い物が済ませられていた事、帰ってこれてた事に正直驚いた。
きっとハリーやハグリッドに心配をかけてしまったかもしれないと思い、後でちゃんと謝っておこうと思ったのだった。
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