賢者の石編 6話
それから数日が経ち、今日はホグワーツに発たねばならない。
レンは以前届いたホグワーツへの入学案内の手紙を再度読み返し指定された時間と場所を確認する。
早めに用意していたので急ぐ必要もないと、マグルらしい服装に着替え出発しようとした時だった。
「姫君、お目通りを願いたいのですが…よろしいかな?」
クレスメントの屋敷には特殊な魔法がかかっており家主の許可がないと入れない仕組みになっている。
その為か、暖炉の方から聞き覚えのある声がし、レンは軽く溜息をつきながら杖を一振りする。
するとそこには荷物を持った子供とそのご両親…マルフォイ一家が姿を現した。
「おはよう、レン。…どうして君はマグルの服なんて着ているんだい?」
「おはよう、ドラコ。…マグルの乗り物に乗って駅に向かおうと思っていたから。」
そう言うとドラコはあまり感心しないような表情を浮かべ「あぁ…そうだったのか」と一言漏らす。
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