賢者の石編 9話
談話室は円形の部屋で、肘掛け椅子がたくさん置いてある。
グリフィンドールの談話室はなんだかレンにとって落ち着く場所だった。
女子寮に続くドアから部屋に入ると、いつの間にかレンの荷物がベッドの脇に運び込まれていた。
レンは自分のベッドに飛び込み、深紅のカーテンを引き大急ぎでパジャマに着替えていると、カーテンの向こうからハーマイオニーの声が聞こえてきたので、着替え終わったレンはカーテンを少しだけ開けた。
「寝るところだった?」
「眠いのは眠いけど、着替えていただけよ。」
「なんだか明日から楽しみ。色々なことが学べるんですもの」
ハーマイオニーの表情はキラキラと輝いていた。きっと勉強がとても好きなのだろう。
「私、貴女の一族の事も教科書で読んだ記憶があるわ。クレスメント家って純血の旧家で選ばれた力があるって書いてあったと思うんだけど…」
「確かにそうね…力はもしかしたら受け継いでいるかもしれないけど、私はあまり他の家族と関わりがないの。」
レンがそう言うと、ハーマイオニーは話を聞きたかったのか、少し残念そうに「そうなの…」といった。
その後間も無く、レンもハーマイオニーも眠りに落ちていった。
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