賢者の石編 10話
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ハーマイオニーに「座りなさい」というと、スネイプは先程の問題の回答を話し始める。
“アスフォデルとニガヨモギを合わせると生ける屍の水薬といわれる程強力な眠り薬になる。”
“ベゾアール石はヤギの胃から取り出す石。大抵の薬に対する解毒剤”
“モンクスフードとウルフスベーンは同じ植物。別名アコナイトともいい、トリカブトのこと”
レンはスネイプの演説を右から左に流しつつ、大体の事を羊皮紙に書き取る。
その姿を、スネイプはチラリと横目で見たが、見ないフリをし「今のを全部ノートに書き取らないのか」と周りの生徒に言うと、生徒は全員慌てて羊皮紙に先程の事を書き始めた。
「ポッター、着物無礼な態度で、グリフィンドールは1点減点。」
その後もグリフィンドールの状況は良くなる事は無く、悪い方へと向かう一方だった。
授業では生徒を2人ずつ組にして、おできを治す簡単な薬の調合をさせており長いマントを翻しながら、どう言うわけかレン以外のグリフィンドール生は殆ど全員注意を受けた。
一時間もしただろうか、やっと魔法薬の授業が終わるとフリフィンドール生はウンザリした様な表情で教室を後にしていたし、レンも少し気を重たくして教室を後にした。
魔法薬は面白そうな授業だが、先生のあの贔屓な態度が気に入らない。
きっとあの先生は純血主義なんだろう…勝手にそう考え、気を重たくしながらも午前中の授業を終わらせ寮へ戻る道を進んだ。
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