賢者の石編 11話
「とういう事は…君も純血主義?」
「私はそう言う考えは苦手。母に似たのかもしれないわね」
その言葉を待ってましたと言わんばかりに、双子はレンの肩に腕を回し両サイドから抱き締める。
「「流石は僕らの姫君だ!」」
そう言い、周りにいた人達はクスクスと笑いが零れた。
レンはその様子にほんのりと頬を赤くし俯いてしまう。
その後は、ほかにもリーという、双子の親友が加わりまたいっそう賑やかな会談になった。
今日一日でレンは双子の事が少し判ったような気がする。
悪戯が大好きで少し困りものだけど、それら全てが彼らの性格上か場を賑やかにするものばかりだった。
レンはこんな空気は生まれて初めてだった。
今ではレンをそっちのけで双子とリーは新作の悪戯について顔を寄せ合いながらコソコソと話をしている。
レンはその様子を眺めているとジョージと目が合い笑いがこみ上げる。
「おい兄弟。オレの顔に何かついてるか?」
「目と鼻と口と…」
「あぁ、違うの…こんなに賑やかなの初めてだったから…何だか楽しくて」
レンがそう言うと、3人は顔を見合わせると、ニヤッと笑みをこぼす。
レンはそれがなんだったか良く判らなかったがその後も今度の悪戯の計画とか…夕食の時間まで談話室を賑やかにし、夕食後も眠たくなるまでレンは双子やリー達の話に、混ぜられ話を聞いていた。
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