賢者の石編 12話
それから数日後、特に変わった事も無く平和に過ごしていた。
が、殆どのグリフィンドール生はスリザリンとの合同授業の魔法薬学に殆ど嫌な思いをしている様だった。
「アイツ、クィディッチがうまいって言ってるけど口先だけだよ。」
レンは談話室に降りてくるとそう言うロンの声が聞こえ、そちらに顔を覗かせてみる。
──飛行訓練は木曜日に始まります。グリフィンドールとスリザリンとの合同授業です──
掲示板に視線をやれば、そう書いてあり「あぁ、このことか」とレンは納得。
スリザリンとグリフィンドールはいつも仲が悪く、出会えば睨み合いをしているような間柄だ。
きっと今度の木曜日は大変だろうなぁと内心他人事に思いながらもその場を後にした。
それから暫く、寮内では飛行訓練についての話題でもちっきりだった。
ハーマイオニーは図書館で本を借りてその本にしがみ付いていたし、ネビルもハーマイオニーが読んで聞かせる内容を真剣に聞いていた。
それにウンザリしている表情を浮かべたハリーをみて笑みをこぼすとちょうど梟便がきて、ハーマイオニーのそれも自然と止んだ。
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