賢者の石編 12話
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その後全員が箒を手に収めるとマダム・フーチが箒の端から滑り落ちないように跨る方法を教え、皆を見て回った。
「さぁ、私が笛を吹いたら地面を強く蹴って、箒はぐらつかないように押さえて2mぐらい浮上します。それから少し前屈みになって直ぐに降りてきて下さい。笛を吹いたらですよ?1、2の…」
マダム・フーチが笛を吹こうとした時だった。
ネビルの箒は地面を離れどんどんと浮上していく。
「危ないっ!」
戻ってきなさい!と叫ぶマダム・フーチの声をよそにネビルはどんどんと地上を離れていく。
だが、レンの目にはバランスを崩し落下してくるだろう姿が予想つき、無意識に地を蹴るとネビルの後を追う。
案の定落下していたネビルを途中で片手を掴み、なんとか落下を食い止める。
が、ネビルは涙でぐちょぐちょになったままパニック状態でもがくのを止めない。
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