賢者の石編 13話
医務室へ着くとそれは大変だった。
2人をマダム・ポンフリーに任せるとマダム・フーチはその場を後にし、レンは脚と肋骨を何本か折ったらしく固定され包帯を巻かれベッドに寝かされる。
「貴方はここで暫く入院してもらいますよ。いったい何をしたらこんなに怪我をするんですか」
怒られた事と入院と言われた事にレンは少なからず落ち込んだ。
「さて、貴方は…たいした怪我ではないみたいですね。これをお飲みなさい。夜には寮に帰って宜しい」
ネビルにそう言うと二人とも薬を貰い、それを飲み終えると2人ともベッドに横になった。
マダム・ポンフリーは部屋に戻ってしまったみたいだし、医務室に他の患者は居ない様で暫く気まずい沈黙が走る。
「あ、あの…」
「ん?」
ネビルは体を起こし青白い顔のままレンの方を見ると申し訳なさそうに声を掛ける。
「そっち、行っても良い…かな?」
「どうぞ」
レンはそう言うと、ネビルはゆっくりベッドから降りレンの下へと歩いて行くと、近くにあった椅子に腰掛け何かを言いたそうに口を動かしては止め…を繰り返していた。
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