賢者の石編 14話
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「ハーマイオニー!!」
そんな時だった、慌てて扉が開く音がし、入ってきたのはロンとハリー。
2人はレンを見て、殺気と様子に息を飲むが、レンは二人に気付くとそれを止めいつもの様子に戻る。
トロールはそれを良い事に、自分の後ろにいるロンとハリー目掛けて棍棒を振り上げた時だった。
ロンとハリーを見たハーマイオニーが何度も「助けて!」という大きく高い声にトロールは刺激され、振り上げた棍棒を勢いよくハーマイオニーを潰そうと彼女目掛けて振り下ろした。
「「危ないっ!!」」
その場にいた二人の声が同時に室内に響き渡る中、レンは慌ててハーマイオニーを突き飛ばし、彼女を守るように覆いかぶさり蹲る。
ガシャンッ!!!と大きな音を立てて、手洗い台は粉々に砕け、同時にレンの脚に激痛が走る。
「間一髪…っ」
「レン…?」
レンはハーマイオニーに覆いかぶさったまま動けなかった。
「だ、大丈夫。それより早く逃げなきゃ…。何とかするから、彼らと一緒に逃げて」
体を少し動かし、ハーマイオニーの上からずり落ちると、壁に手を着き立ち上がり、脚の感覚は既になかった。
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