賢者の石編 16話
次に意識が戻った時は、医務室のベッドの中で「貴方は良く怪我する人ね」とマダム・ポンフリーに言われて苦笑するしかなかったし、また数日間入院と言われうんざりした。
今まで入院などした事が無かったのに…立て続けに二回だ。
入学後、一年もしないうちにこんなに入院する生徒は珍しいんじゃないかと自分で思うと、更に気を重くさせる。
「風邪を引かないように暖かくしてなさい」
そう言われ、お見舞いに来ていたハーマイオニーは、レンに布団をかけ直してくれる。
「ありがとう、ハーマイオニー」
「ううん。傷は痛む?」
「たいした事ないわ。退屈な時間の方が苦痛だわ」
とレンは笑って見せた。
「いつ退院できるの?」
「マダム・ポンフリーが良いって言ったら…かな?」
それじゃ、暫く無理そうねとハーマイオニーはレンがうんざりする言葉を言いレンの眉間に皺が寄った。
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