賢者の石編 17話
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ホグワーツ特急に乗って帰るという感覚が何故だか無性に違和感を感じながら、到着までの時をドラコの話を聞いて過ごす。
これからのクリスマス休暇はどうなるんだろう。
レンの胸はそんな不安でいっぱいだった。
駅へつくとそこには既にルシウスとその妻、そしてレンの伯父が列車の到着を待っていた。
伯父が居る…その事だけでレンに少なからず恐怖を感じさせるには十分だった。
「父上、母上、ただいま戻りました。ルーイ、お久し振りです」
ドラコは礼儀正しく自分の両親、そして伯父に挨拶をすると、母はドラコを抱き締め頬にキスをしレンの伯父、ルーイは優しく微笑んだ。
「伯父様わざわざご足労頂きまして、申し訳ございません。ルシウス、ナルシッサ…ごきげんよう」
お世話になるドラコ夫妻にも頭を下げ社交辞令的に笑みを浮かべる。
伯父であるルーイはレンに不快そうな表情を浮かべレンの下へと近寄る。
レンは嫌な予感がしていた。伯父がいつも自分の目の前に現れる時は、いつも決まってアレの時でしかない。
バチーーンッ!
と乾いた音がし、レンの口の中に血の味が広がる。
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