賢者の石編 17話
ナルシッサは両手で口を押さえ、ルシウスはその光景に冷たい表情でルーイを見る。
ドラコは叩かれた拍子にバランスを崩したレンをそれを支えながら、驚きを隠せない様だった。
「沢山ご迷惑をおかけして…申し訳ありませんでした」
叩かれた頬を押さえ俯きながらルーイにそう零すと、ルーイはルシウス達に「御見苦しいものをおみせし申し訳ありません」と一言謝り、軽く礼をすると姿くらました。
「レン、大丈夫かい?」
ドラコに支えられたままの体を慌て、体勢を整えから離れれば安心させる様に笑んで見せる。
「ルシウス、ナルシッサ、ドラコ…嫌な思いをさせてしまってすみません」
レンがそう言うと、ナルシッサは杖を一振りし傷口を止血すると、何事も無かったかの様に「さ、お家へ行きましょう?」とドラコを連れ姿くらます。
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