賢者の石編 17話
しおりを挟む
「さ、姫君…お手を」
そう言いルシウスは手を差し出す。
レンはその手に重ねる様に手を差し出すが「ルシウス…あの…」とレンが声を掛けると、レンを見て小さく首を傾げる。
「…怒ってらっしゃいますか?」
「何故、私が怒る必要があるのです?」
「その…何だか、いつもより冷たい雰囲気だから…その、伯父の事あまり悪く思わないであげてください」
私が伯父の期待に添えないのが悪いのですと、そう言うとルシウスは頭を撫でてくれた。
「姫君が気になさる事ではありません。」
そういうと、ルシウスは自宅へと姿くらました。

3/5
←前へ    次へ→
目次へ