20分も歩けばやっと駅にたどり着き、皆は辺りをさりげなく歩きながら9と3/4線に出た。
先にモリー、トンクス、ハリー、シリウスの4人。
次にレン、ロン、ハーマイオニー、アーサーの4人。
最後は、フレッド、ジョージ、ジニー、リーマスの4人という手筈だ。
レンがプラットホームに姿を現した時にはムーディが荷物を運んできてくれたところだった。
「久し振り、レン。」
そう声をかけてくれたのは縮れっ毛をドレッドヘアにした背の高い青年、リーだ。
「相変わらず元気そうで良かったわ。今学年もよろしくね?」
そう挨拶するレンにリーは「任せとけ」と笑んでくれた。
「もう直ぐ貴方の相棒が来るはずよ。」
その言葉の通りに直ぐに最後の4人が姿を現すと双子とリーは挨拶を交わしている。
「異常なしか?」
「まったくなし。」
唸るように聞いたムーディに、リーマスがそう答える。
ムーディはレンのほうに視線を向け目の前まで来るとレンは小さく首を傾げる。
「ホグワーツ内での子供達の事はお前さんに頼んだぞ。目ん玉ひん剥いて警戒を怠るな。」
「はい。…目はひん剥けるかどうか判りませんけど、最善を尽くします。」
そういうレンにリーマスが噴出したように見え、レンは小さく笑ってしまう。
「異変があればダンブルドアに知らせるように。判ってるな?」
「勿論です。」
「よろしい。」
そう言うとムーディはポンとレンの頭を叩く様に撫でると他のメンバーに挨拶をしに行く。