「随分と仲良くなったんだね。」
「そう見える?」
「あぁ。」
「私にはよく判らないけれど…あの人達は良くしてくれるわ。まるで私を妹だって思っているみたい。」
「それだけじゃないと思うけれどね。」
「そう?あの人達はね、人を笑顔にさせる悪戯をするのよ。私はそれが好きで、彼らを応援をしたいって言ったの。…忍びの地図、彼らがフィルチの所から拝借したのよ?作ってくれた事感謝していたわ。」
レンのその言葉にリーマスは悪戯っぽく笑った。
そして手当を終えればリーマスは薬を飲みなさい。とレンにゴブレットを差し出し「まずい。」と文句を言いながらもそれを飲み干せば、「頑張ったね。」といつもならチョコをくれるのだが、もう寝る前だから、と額に口付けをしてくれ「おやすみ。」と囁き立ち去ると入れ違いに双子達が入って来る。
広い部屋に大きなベッドと机と本棚だけという殺風景な風景だが、机の上には双子が贈った写真立てとアルバムがあり双子は嬉しそうに表情が緩む。
「なにかあった?」
「いや、別に?」
「話したい事って?」
それにフレッドがベッド側の椅子に座り、ジョージはベッドに座れば2人顔を見合わせてから口を開いた。
「バグマンの事さ。結局あのまま逃げられちまった。」
「賭けをするには若すぎるって今更な事を言われてね。」
「まぁ!なんて人なの…!」
レンが怒った様な声をあげ、まぁまぁと宥める様にジョージがレンの頭を撫でてくれる。
「それで、俺らもお手上げだったんだ。」
「けど、レン。お前が小鬼に頼んでくれたんだって?」
「ん?…あぁ。三本の箒であった時にね。」
もしバグマンが彼らに元金だけでも返金する意思がなかったら、私の金庫からその分を出しても良いから、貴方達からだと言って返金をしてくれないか?とこっそり頼んでおいたのだ。
大きなお世話かとも思ったが、どうしても黙ってはいられなかった。