食事をし始めると、シューッ、カタカタという音と共に何百という梟が上の窓から舞い込んできた。
梟は大広間のいたる所に降り、手紙や小包を宛先人に届け、朝食をとっている生徒たちにたっぷりと水滴を浴びせた。
外は雨か…梟達も寒かっただろうに…。
レンはオレンジジュースを飲みながらそんな事を考えて入れば、ハーマイオニーは急いで梟が降りる場所を作る。
湿った大きなメンフクロウがそこに降り立ち、嘴には湿った日韓預言者新聞を咥えていた。
「何の為に読んでるの?」
ハリーは苛々とした様子で言えば「敵が何を言っているか知っておいた方がいいわ」そう言いながら梟の脚についた皮袋に1クヌート入れ、皆が食事を終えるまで新聞から顔を出さなかった。
「傷、痛むの?」
レンは少食故、早く食事を終え考え事をしていれば不意にハリーがそう声をかけ、レンは小さく首を横に振った。
無意識に傷のある腕を握りしめていた様だ。
「大丈夫よ。ただ…心を弱らせる魔法がここに掛かっているから…無意識にお前に負けるかーってこうしちゃってるみたい。」
レンがそう苦笑するとハリーは頼って良いんだからね?と言いたげにレンの手を握ってくれ「有難う」とレンは微笑み返した。
「何もない。貴方の事もダンブルドアの事もゼロ」
ハーマイオニーは自分の皿の隣に新聞を置けばそう短く言った。
今度はマクゴナガルがテーブルを回り時間割を渡していた。
それを受け取るや否やロンが呻いた。
今日の時間割は魔法史、魔法薬学が2時限、占い学、そして2時限の闇の魔術の防衛術。
それを見るとレンの気持ちまで重くなった。
「ビンズ、スネイプ、トレローニー、それにあのアンブリッジばばぁ・これ全部1日でだぜ!フレッドとジョージが急いで『ずる休みスナックボックス』を完成してくれりゃなぁ」