「ジョージとフレッド。貴方達でしょう?」
「「ご名答。さすが俺達の姫君だ」」
カーテンを引いた隣のベッドから姿を現せばニヤリと笑う2人。
「今日はお仕事いいの?」
「あぁ、また後でやるさ」
「それよりも今はレンのお見舞いをね。」
寮へ戻って良いと許しが出てレンは双子と一緒に談話室へと向かっていく。
「もう大丈夫なのか?」
「えぇ。1日ぐっすり眠ったから。」
談話室の肖像画の前にくれば、双子が合言葉を言うより先にレンは2人の服を摘みジョージの背中に顔を埋めた。
「レン?」
「ちょっとだけ。元気吸引中。」
「元気だったらこっちじゃなくてこっちだろ?」
そう言いジョージは思いっきりレンを自分の胸に埋めて抱きしめニヤリを笑えば、フレッドは俺もとレンを後ろから抱きしめる。
「元気吸引じゃなくて、魂が抜けそうよ。」
2人に挟まれ、まるで悪戯専門店にいる様な香りがレンを包み、レンは小さく笑みを浮かべるも、抱きしめる腕の力強さから、苦しいともがけば2人は笑った。
談話室に戻ると暖炉の前でハリー達が宿題をやっていた。
早く寝ろよ。と言い残すジョージに、さっきまで寝ていたんだから無理よと言い返しながらもハリーの隣に座る。
「お帰り。」
「ただいま、ハリー。」
「大丈夫?」
「えぇ。寝ていただけだもの。」
「レン、貴女宿題は?」
「終わっているわ。」
「ならハリーの方手伝ってくれる?」
「構わないわよ。」
そう言われレンはハリーーのレポートを受け取る。
膝を立て、そこに本を置き机がわりにすればハリーのレポートを最後まで一気に読めば、レンはメモ書きに少しだけ付け足してハリーに渡した。