「レンはどう思う?」
「私はハリーに守護霊の魔法を教わりたいから賛成ね。私の体はまだヴォルデモートの魔法がまだ解けてないから…1人で先生として皆を導き続けるのは厳しいわ。ハリーのサポートだったらいくらでもするけれど。」
さ、私達も休みましょう?とレンが立ち上がるとハリーも立ち上がり、ハリーはそのボウルを片付けた。
「おやすみ、レン。」
「おやすみなさい、ハリー。」
お互いにそう微笑しあって挨拶すれば寝室へと向かった。
それから2週間丸々ハーマイオニーは何もあの件については言わなかった。
ハリーはやっとアンブリッジの罰則が終わり、ロンは4回のクィディッチの練習を最後の2回は怒鳴られずにこなし、4人とも変身術でネズミを消失させる事に成功した。
そればかりかレンとハーマイオニーは子猫の消失までさせる事が出来た。
9月が終わろうとする荒れ模様の夜、4人は図書室でスネイプの魔法薬の材料を調べている時にハーマイオニーはその話題をハリーに投げかけた。
レンには答えが決まっているのか、宿題から顔を上げなかった。
「幸運だった部分とレンが助けてくれた部分が多いって言ったのは聞いただろ?」
「えぇ、ハリー。けれど貴方が闇の魔術に対する防衛術に優れていないふりをするのは無意味だわ。服従の呪文を完全に退けたのはレンとハリーだし、ハリーにはレンにも出来ない守護霊を作り出せる。一人前の大人の魔法使いにさえ出来ないいろいろな事が貴方には出来るわ。ビクトールがいつも言ってたけど…」
ロンがあまりに急にハーマイオニーを振り返ったので首の筋を違え、首を揉みながら「へぇ、それでビッキーはなんて言った?」というロンに思わず笑ってしまえば、レンはロンに睨まれてしまう。
だがハーマイオニーはロンを相手にしなかった。