「レンが…女性が皆の前で見せたくもない傷痕を晒してくれてまで話してくれた事を信じたくない、信じられないって思うなら、セドリックの事を聞きたいって言うのなら…もしそんな事の為に集まったなら、直ぐに出て行った方が良い。」
レンは椅子に座り靴紐を結び直していたが、座った状態でも判る。席を立って出て行く人物は誰1人いなかった。
そして1人の女子生徒が「守護霊の魔法を唱えられるって本当?」と聞くとハリーは大きく頷いた。
その女子生徒はハリーの尋問の際にいた公平だった魔女、マダム・ボーンズの姪御さんのスーザン・ボーンズだった。
そしてそれをきっかけにハリーが成し遂げてきたひとつひとつが本当かどうかを皆が聞いていった。
バジリスクを倒したって本当?
賢者の石を救ったよね?それも例のあの人からだ。
ハリーはひとつひとつ本当だと言って聞かせた。
そしてチョウが去年、ハリーは1人で課題を乗り切った事を言えばハリーはとても嬉しそうだった。
「皆聞いてくれ。僕…謙遜するつもりはないんだけど、本当に色々助けてもらった。1年の時からずっとロンやハーマイオニー達に助けて貰ってきたし、そんな僕達をずっとレンは守ってくれていた。彼女の怪我も自分の身を盾にして僕とセドリックを逃がしてくれたからなんだ。そんな色々助けてもらえたから、僕は今までいろいろな事を成し遂げられてきた。」
「キミはのらりくらり言ってそういう技を僕達に見せてくれないつもりかい?」
ザカリア・スミスが言えばロンが大声で「良い事を教えてやるよ。減らず口を叩くな!」そう言い彼を睨み付けると、彼は紅くなってしまう。
「だって、僕達はポッター達に教えて貰う為に此処に来たんだ。なのにポッターは本当はそんな事何も出来ないって言ってる。」
「そんな事は言っちゃいない」
フレッドが唸った。
「耳の穴、かっぽじってやろうか?」
ジョージはゾンコの店で買った何やら長い物を取り出しながら言えば、思わずレンは笑ってしまう。
「ふふ。貴方達の手にかかったら耳だけじゃ済まなくなりそうだから、やめてあげてくれる?」
そうレンが止めに入れば、2人はニヤリと笑った。