「わ、わわっ」
レンが驚き慌てた時にはもう遅く、そのまま石滑り台を滑り落ちなにかの上にうつ伏せに落ちた。
必死に笑い声を堪える声が聞こえレンは眉を顰めるも、差し出された手を取り立ち上がって見せれば、それはハリーの姿だった。
そして足元を見ると、下敷きにされたロンの姿がありレンは小さく悲鳴をあげて慌てると、ハリーはとうとう耐えきれなかったようで笑い声をあげる。
「ロン、大丈夫?ごめんなさい。階段を降りてたら急に滑り台になっちゃって…」
「大丈夫…軽いし柔らかかったから。」
「柔らかい?私イカじゃないわ。」
思わず漏れた言葉をレンが不思議そうに言うと、ハリーは笑い、ロンは気にしないでと頬を赤らめた。
「そ、それにしても不公平だよ!どうしてキミ達女子は僕達の所に来れて、僕達はキミ達の所に行けないんだ!?」
顔が真っ赤なまま誤魔化す様に話を変えるロンにハーマイオニーは敷物の上に綺麗に滑り降り立ち上がりながら、それは古臭い規則で、創始者は男の子が女の子より信用出来ないと考え、登ろうとすると上がれないようにしてあるのだと本に書いてあったと教えた。
「それより、どうして入ろうとしたの?」
「キミ達に教えようと思ってさ。」
ロンはレンとハーマイオニーの手を取り掲示板まで引っ張って行くと、レンは掲示板を見て息を呑む。
カエルチョコの交換を求める広告、双子の試食者募集の最新広告、クィディッチの練習予定表、古本譲ります等の広告を全て隠す勢いの大きさの告示が張り出されていたのだ。
『ホグワーツ高騰尋問官令
学生による組織、団体、チーム、グループ、クラブなどはここに全て解散される。
組織、団体、チーム、グループ、クラブとは3人以上の生徒が集まるものとここに定義する。
再結成の許可は高等尋問官(アンブリッジ教授)に願い出る事が出来る。
届出と承認なしで存在してはならない。
また承認な着物を結成し、またはそれに属する事が判明した生徒は退学処分とする。
以上は、教育令第二十四号に則ったものである。
高等尋問官 ドローレス・ジェーン・アンブリッジ』