クラッブとゴイルは馬鹿笑いをし、バンジーははしゃいでキャーキャー笑った。
「何がそんなに面白いのか判らないわ。」
レンはそう呟きこぼすも、吹っ飛んできてドラコを殴ろうと目を赤くしたネビルに驚き止まってしまった。
「ネビル、やめろ!…ロン、手伝ってくれ!」
ドラコはかなりギクリととした様子だったが、ハリーは飛び出してそんなネビルを止めるも、ネビルは拳を振り回しもがきにもがくとハリーはロンに向かって鋭く叫び、やっとの事で腕をネビルの首に回して引きずってスリザリン生から遠ざけた。
丁度スネイプはそんな時にやって来ては、ハリーとロンとネビルが喧嘩していると勘違いし、クラスから減点させると教室を開いた。
「スネイプ先生…」
レンは教室に入らずスネイプに声を開けると、スネイプは小さく首を傾げた。
「あの…あー…やっぱりなんでもありません。すみません。」
レンは近く胸糞悪い魔力の香りに慌ててそう言えば教室に入り、スネイプは僅かに眉を顰めるもそれに続いて教室に入った。
レンは一番後ろの席に座り、何も言わずに教科書と羽ペン、羊皮紙を取り出せばスネイプが授業を開始した。
「ミス・クレスメント。少しよろしいかしら。」
「はい、アンブリッジ先生。」
レンの声が少し震えてしまう。
「貴女は今何をしていたの?先生は調合の指示をなさったと思うのだけれど。」
「調合が始まると、湯気で黒板がはっきり見えなくなってしまう事があるので、しっかりと調合する為に手順を書き写しておりました。後ろの席に座る時は大概そうしてから調合させて頂いておりますし、調合も時間内に済ませております。」