「ご覧の通り」
「そして赴任して以来、貴方は毎年闇の魔術に対する防衛術に応募したんでしたわね?」
「左様」
レンは騎士団全員の魔力を監視している。
それは勿論スネイプの魔力も、だ。
スネイプの魔力の色がどんどんと怒りの色に代わり燃える様に揺らいでいた。
「ダンブルドアが一貫して貴方の任命を拒否してきたのは何故なのか、お判りかしら?」
「本人に聞きたまえ。」
「そうしましょう。」
「それが何か意味があるとでも?」
「えぇ、ありますとも。えぇ、魔法省は先生方の…あー…背景を完全に理解しておきたいのですわ」
そう言い、アンブリッジは今度はバンジーの所へ行き何か質問している。
レンはやっと指示通りの調合をし終えれば、疲れた…と、机にへなりつく。
終業のベルが鳴れば、いつも通りに提出しレンは足早に教室を後にした。


食事をしていれば、指輪に文字が刻まれ、レンはジョージの方を見るとウインクをひとつ。
『一時限目、凄く怒ってただろ?』
『どうして判ったの?』
『内緒。』
『さっきはスネイプが査察されてカンカンだったわ。』
『マジか。居なくて良かった。』
『私も危うくあの女をガマガエルにして煮込むところだったわ。』
そう返事をすれば、ジョージは飲んでいた飲み物が変なところに入った様でゴホゴホと咳き込み、その様子にリーが驚いていた。