「おじさんは…僕達に防衛グループには入らないって言わせたいの?」
「私が?とんでもない!私は素晴らしい考えだと思っている。だからレンにも説教はしていないだろう?ハリー、キミも私の息子同然だ。レンだけ許してハリーには許さないとそんな扱いするつもりはない。ただ伝言を伝えたにすぎない。」
「本当?」
「勿論。キミのお父さんや私が、あのアンブリッジ鬼ババァに降参して言いなりになると思うのか?」
「無いわね。」
レンがぽそりと言うと、シリウスはニヤリと笑ってしまっている。
「でも、先学期、おじさんは僕に慎重にしろ、危険を冒すなってばっかり。」
「ハリー、先学期はホグワーツの内部の者がキミを殺そうとしていたからだ!今学期はホグワーツの外の者が私達を皆殺しにしたがっているのは判っている。だからしっかり自分の身を守る術を学ぶのは私はとても良い考えだと思う!」
「そして私達が退学になったら?」
シリウスの言葉にハーマイオニーがそう聞けば、ハリーは「元々はキミの考えだったじゃ無いか」とハーマイオニーを見据える。
「そうよ、ただシリウスの考えはどうかなって思ったの。」
「そうだな。学校にいて何も知らずに安穏としているより、退学になっても身を守る事の方が良い。」
「そうだそうだ!」
ハリーとロンが熱狂した。
「それで、グループはどんな風に組織するんだ?何処に集まる?」
「うん、それが問題なんだ…何処でやったら良いか判らない。」
ハリーがそう言うと、彼処はどうだ?此処はどうだ?と3人とシリウスの話し合いが始まる。
レンはそれを聞きながら瞳を閉じ魔力の動きに集中した。