「あんな罪もない純粋な動物に手を出すなんて許せない…」
「レン、ずっと泣いてたんだぜ?怒って許せないって。」
「ロン、恥ずかしい事言わないで。」
私はこうなると思ってたとハーマイオニーは言葉を続けている。
どうやらシリウスに手紙を出した際、フィルチはそれがクソ爆弾の大量注文をしたと勘違いして咎めていた様だった。
それはアンブリッジの策略で手紙を読もうとしていたんだというハーマイオニーの考えだった。
「ハリー、カエルが死んじゃうわ。」
レンはアクシオで呼び寄せたカエルを怒りで握り潰しかけている手にそっと手を触れさせれば、ハッとしたように手を緩めカエルを机の上に置いた。
レンは課題にカエルは嫌。とワタリガラスをロンと受け取り、逃げようとすれば「アクシオ!」と呼び寄せ、鳴けば「シレンシオ!」唱え黙らせる。
カラスは憎たらしそうにレンを睨み、レンは小さく「ごめんね?」と囁きカラスの嘴を撫で、カラスが抵抗しなくなってしまった。
「大変よろしい、ミス・クレスメント」
「有難うございます、フリットウィック先生」
カラスはレンに懐いた様に嘴を擦り付け、可愛い子。とレンは口元を緩ませながら撫で続けた。
「本当キミって動物が好きだよな。」
「えぇ。彼らの純粋な目が好きなの。」
「それにしても…危険とどうやって伝えたら良いのかが判らないわ。」
「私に許可をいただければ伝えに参りますけれどねぇ」
「ダ・メ!」
「ケチ。」
ハーマイオニーの言葉に短く返せば、ロンもハリーも思わす吹き出してしまう。