「んー?あれ、ジョージ。いつ帰って来たの?」
「さっきから居たぜ?」
「あぁ、寝顔を眺めてた。」
ニヤニヤと言う双子の頬を摘んで引っ張ればレンはその体の熱さに驚き手を離してしまう。
彼らは今すぐにでも医務室に行かなければならない程の温度だった。
「貴方達、熱があるじゃない!医務室行かないと…」
立ち上がり慌て始めるレンに、3人はまた声を上げて笑う。
「発熱ヌガーの実験中なんだ。」
「だから熱があるのは効果があるって事だ。」
「バカね。そんな状態でこの雨の中居たなんて…肺炎になるわよ?」
「コイツを試してみるよ。有難な?」
「どう致しまして。リーに説明してあるからちゃんと聞いて頂戴。」
レンは口に手を当てて小さく欠伸をする。
「ハリー達はなんか話しながら来てたから、もう少しかかるぜ?先に戻って部屋で寝とけよ?」
「発熱ヌガーを使わずに発熱状態になりたくなかったらな。」
双子のその言葉にコクンと小さく頷くと、レンは「お休みなさい」と挨拶し寝室へと戻った。
寝室に戻ると、なにやら悩んでいるハーマイオニーの姿があった。
着替え終えたレンに「そっち行っても良い?」と声をかけられ、レンは小さく返事をすれば、ハーマイオニーはレンのベッドに座り小声で「結界をお願い」と言い、レンは盗聴防止結界を張った。