「1つ聞きたい事があるの。」
「なぁに?」
「死喰い人ってどうやって…その…ヴォルデモートの下に集まるの?」
レンは袖をまくり、包帯の所に自分の指を押し当てる。
「ヴォルデモートはこうして誰かの闇の印に触れる。するとそこが熱くなって"集合しろ"という合図が送られている、と判るの。これはヴォルデモートの魔法によるものだから、彼の力が強くなればなるほど濃い黒印になっていくわ。」
「レンのお屋敷は入れる人と入れない人、どうやって判別しているの?」
「それこそクレスメントの力ね。特別な結界を張ってあるのよ。許可なく入れる人には…」
レンはそう言うと自分の掌をハーマイオニーの前に出し、その上に小さな水晶を作り出す。
そしてそれをハーマイオニーの掌に乗せ、レンが水晶をトンッと軽く突くとそれは解けるように掌の中へ消えていく。
そして手の甲を向けさせると、うっすらとクレスメントの家紋が浮き上がり、そして消えて行った。
「これを施された人はいつでも好きな時に入れるわ。一時的な場合、その人の魔力と私の魔力を練り合わせて作るのよ。」
「そうなのね…ほら集まる時に、何か良い伝達方法はないかなって思ったの。」
「そうね…こういうアイテムがあると良いんだけれど…」
レンはそう言うと、ピンキーリングをハーマイオニーに見せる。