レンは立ち上がり椅子に荷物を置いたままにすれば、本を本棚に戻し、んーっと背伸びひとつした。
ハリーは全員入ったのを確認すると鍵穴から突き出している鍵を回すと、もう全員が座っており、レンも揺り椅子の前に座っている。
カシャッと小気味の良い大きな音と共に鍵がかかり、皆がハリーを見て静かになった。
「えーっと。此処が練習用に僕達が見つけた場所です。それで、皆は…此処で良いと思ったみたいだし…」
「素敵だわ!」
チョウがそう言うと、他の何人かもそうだそうだと呟いた。
「えーっと…僕、最初に僕達がやらなきゃいけない事は何かをずっと考えていたんだけれど…それで…あー…ハーマイオニー?」
ハーマイオニーが途中で手を挙げハリーは彼女を呼ぶと、ハーマイオニーはリーダーが必要だ。と言う。
「ハリーがリーダーよ。」
チョウがすかさず言った。ハーマイオニーをどうかしているという目で見ている。
ハリーの頬が僅かに赤みをさした。
「そうよ。けれどちゃんと投票すべきだと思うの。それで正式になるしハリーに権限が与えられるもの。…それじゃ、私達のリーダーにハリーがなるべきだと思う人。」
レンも含め殆ど全員が手を挙げた。
「えー…うん、有難う。…レン、僕キミに、副リーダーをお願いしたい。」
「へ?」
「1人でこの人数をちゃんと教え切るのは難しい。一緒に教えてくれるって約束だったし。皆はどうかな?」
「僕達は彼女がどれだけ力のある人か知らない。」
賛成しかねる。と、ザカリアス・スミスが言い、最もだわ。とレンは返答した。