そして少しするとハリーはホイッスルを鳴らして止めさせ、レンはハリーの隣に戻る。
「なかなか良かった。でも間違いなく改善の余地があるね」
ハリーも少し見て回ったのか、そう言うとスミスがハリーを睨みつけていた。
もう一度やろう。そう言い、今度はハリーも助言をして歩く。
ハリーはチョウの所で足を止め話し込んでいるのを見てレンは苦笑をしてしまった。
レンは懐中時計を取り出し時間を確認しながら、辺りを見回っていく。
「あら、もう悪戯はやめたの?」
飛んできたフレッドの杖をキャッチしフレッドに返しながら双子にそう声をかける。
双子はニヤリと口元を緩ませ「我慢できなくて、ついね」ともらす。
そうハリーが見回るまで彼らはスミスの背中に武装解除の魔法をかけていたのだ。
「杖の動きも良いし、今度は杖を動かす時腕じゃなくて手首のスナップを効かせてみて。そしたら精度が上がるし、杖も自分の手の所に飛んで来ると思うわ。」
レンがそう2人にアドバイスすれば2人は大きく頷き、早速チャレンジしていた。
「ネビル、貴方は杖の振りが大きすぎるのね。唱え方は良いから動きを練習してみて」
そう3人の所に行き言えば、ハーマイオニーがレンの懐中時計を見遣り「そろそろ戻らないと」と言いレンは小さく頷く。