「金貨はどうする?」
「まだ実験が終わってないから次にしましょう?」
「判ったわ。」
レンはそういうと、ハリーの側に行く。
チョウから複雑そうな視線を向けられレンは苦笑しながらもハリーの肩を叩いて時計を見せた。
それにハッとすれば、ハリーはホイッスルを吹き、皆の注目を集める。
「うん、とっても良かった。でも時間オーバーだ。もうこの辺でやめた方が良い。来週同じ時間に同じ場所で良いかな?」
「もっと早く!」
ディーンがウズウズしながら言い、そうだそうだと頷く生徒も多かったがアンジェリーナはクィディッチシーズンが近いから練習も必要だと言えば、次は水曜日のもう少し早い時間を指定した。
「…大丈夫。この辺りに先生達の気配を感じない。早めに皆寮へ戻りましょう。」
レンは意識を集中させてからそう言うと、皆次々に扉から出て行き寮へと戻って行った。
「レン、帰ろうぜ。」
ロンとハーマイオニーがお喋りし、ハリーは嬉しそうにしながらその話に反応はしていない様子をみると、レンは誘ってくれた人達と帰っても平気そうだなと判断しその人達について行った。
誘ってくれたのはジョージで、少し後ろをフレッドとリーが歩いている。
「いやー我が妹がスミスの杖を華麗に奪った時はスカッとしたね。」
そういきなりリーに言われればレンは頬を赤らめ「やめて」と一言もらせば3人は笑い声をあげた。