暫くすればガヤガヤと人の気配を感じるがレンは其処に座り混み白い帽子をかぶって雪の中にいる。
誰もレンを見つけたりはしないとレンは思っていた。
「こんな所に居たのか」
そう、雪を掻き分けてやってきたのはフレッドとジョージだ。
レンは背後から声をかけられ、その声の主を確認しようと顔を上げ、体を反らせれば、そのままぽすっと雪の中に埋もれてしまう。
その様子に双子はきょとんとすると声をあげて笑いレンを起こしてくれる。
「うおっ、冷てっ!」
レンに触れたフレッドが驚き声をあげ、ジョージは早く出ようと雪の中からレンを救出すれば、通路でレンの服を乾かしてくれた。
「…どうしたの?」
「あーレンを探しててさ。」
「八つ当たりしちゃってさ、謝ろうって思って。気付いてくれねーから探すの大変だったんだぜ?」
レンが首を傾げればジョージは片手を上げてヒラヒラとさせる。
「あぁ、手袋していたから…。」
手袋を取ると『今何処に居る?』と文字が浮かんでいた。
「んー…雪の中としか答えられなかったわね。」
レンがそう言うと「「確かに」」と双子は笑って見せた。
「一晩すぎて気持ちが落ち着いた、つったら嘘になるけどさ…」
そう言うと双子は何やらバツの悪そうな表情をしては頭を掻くという全く同じ動きをする。
「ハリーとジニーに言われたさ。」
「レンは初めの頃からアンブリッジが飛ぶ事を奪う可能性もあるから十分に気をつけてって言ってたとか」
「試合開始後、あの歌にレンは激怒してくれてた、レンに八つ当たるなんてお門違い!ってな。」
「その通りだよな。俺らが憎んでるのはマルフォイとスリザリン、アンブリッジで、レンじゃない。」