アンブリッジの部屋にマクゴナガルとスネイプがいる。
アンブリッジはレンの行動を述べ、最近のグリフィンドール寮生の反抗的な態度は彼女が主犯、そう考えている旨を伝えた。
その証拠に先程多くのグリフィドール寮生を引き連れ移動していた、と。
「私はただ今回のアンブリッジ先生のご判断に疑問を持ちお尋ねし、母達を愚かだと愚弄され、それが魔法省のお考えなのですね?と聞いただけです。」
そう言う意見もアンブリッジは無視をし、クレスメントは王の素質がある、知らず知らずにも皆を導いているのではと…。
マクゴナガルは最後まで反対していたが「貴女もポッターと同じ酷い癇癪持ちで、彼女に良い影響を与えない。」そうマクゴナガルに言い張った。
レンはマクゴナガルにもう止めて下さいと止め、悲しく笑んで見せる。
「厳しくも優しい母親のような恩師を、私はこれ以上、この人に貶されたくありません。大丈夫ですよ。私は何1つ悪い事をしていませんから、何をされても痛くも痒くもありませんし、胸を張って生きていくだけです。」
レンがそう言えばマクゴナガルは黙るしかなく悔しそうに瞳を赤くしており、レンはそんなマクゴナガルに「有難う御座います。」と深々と頭を下げてはスネイプに連れられスリザリン寮へと向かった。
制服のグリフィンドールの印はスリザリンに変えられレンは溜息しか出なかった。
「気をしっかりと保て。それに負けぬ様。何かあった場合は必要ならば直ぐに我輩の元へ来るのだ…在るべき場所へ連れて行こう。」
口を動かさない様に言うスネイプにレンは「ガマガエルには負けない。」そう言い小さく頷くと「良い例えだな」とスネイプが小さく言った。
スネイプもあの女が嫌いなのだろう。それが判るとちょっと笑ってしまう自分がいた。
スネイプの案内でスリザリン寮に連れていかれ、スリザリン用の時間割を渡される。
部屋は最悪な事にパンジーと同じで、彼女に案内されるがまま部屋に向かうとレンは小さく溜息を吐いた。
彼女に案内してもらいそのままカーテンを引きレンはベッドに横たわる。隣にハーマイオニーがいない。
談話室ももうあの暖かい場所ではないんだ…そう思うとどこか心に寂しさがつのりレンは顔を横に振り本に没頭する事にした。
ふと指輪に視線を向けると心配しているジョージの言葉が浮き上がりレンは口元が緩む。