「こんばんは、ルーナ。」
「こんばんは…あんた達が飾り付けたの?」
「屋敷しもべのドビーさ。」
レンの挨拶にルーナも挨拶を返せば、綺麗だね、と呟くルーナ。
するとレンとハリーの真上にヤドリギが現れ、ルーナはそれを指先でつつく。
退いた方が良いよ、ナーグルだらけの事が多いから。と言うルーナの言葉にレン達は顔を見合わせてからその場を退く。
レンはひとつだけある揺り椅子に座るも、その置かれていたクッションに違和感を感じてそれを取れば、ポインセチアが添えられたメッセージカードとレンであろう人物のが笑顔を浮かべている似顔絵があった。
『レンお嬢様、良いクリスマスを!お嬢様は笑顔の方が似合います。』
ドビーからだった。
「全くその通りだぜ?」とー声をかけられ顔を上げればフレッドとジョージ、リーの姿があった。
「皆、スリザリンが居ても何も言わないのね。」
「レンがスリザリンに行ってから最初のDAに来れなかっただろ?」
レンは小さく頷く。
「その時にハリーが皆に話した。」
「俺達への処罰にレンが怒って異議申し立てをした結果だってな。」
「お前が笑えなくなっちまってるのも、皆、スリザリンからの嫌がらせを想像してるのかもな。」
「あー。別に貴方達の為にした訳ではないわ。我慢の限界だったの。それにスリザリンの事も殆ど無視してるから覚えてないわ。昔みたいに無関心を貫いていれば案外楽なものよ。」
とレンが言えば、辛そうにしか見えないとジョージ。
「昔はずっとこうして生活をしてたわ。スネイプの物真似をしていると思っていれば良いのよ。大丈夫だから、安心して。」
と返せば、ジョージはレンの額を指先で小突いた。
「オッケー。それじゃ、今日はこれまでやった事の復習をしよう。休暇前の最後の会合だから3週間空いてしまうのに新しい事をやっても意味がない。」
ハリーは全員が入ってきたのを確認すればそう声をかけるとスミスは不服そうに「新しい事を何もやらないって知ってれば来なかった」そう声をあげ、フレッドは「ハリーがキミに申し上げなかったのは我々全員にとって誠に残念だったよ。」と言い退けたお陰で、何人かは意地悪く笑っていた。