寝るのにはまだ早いんじゃないか?と笑うリーマスにシリウスに寝ろって言われた。と唇を尖らせればリーマスは笑ってしまう。
「明日、スネイプが此処に迎えにくるんですって。」
「それは…そうだね、そっちの方がいいかもしれない。」
「どうして?」
「レンは体調が悪くて帰ったって話されているからね。ハリー達と戻ったら怪しまれてしまうだろう。」
嫌そうにするレンの頭を優しく撫でてくれるリーマス。
「退学しちゃダメ?」
「今日一日シリウスにそう駄々をこねていた、って聞いたけどね?」
「なんで知っているのよ…もう。頑張ってくるって言っちゃったから頑張ってきます。」
「あぁ、そうしておいで。OWL試験、良い結果だったら何かご褒美を一緒に考えようか。」
「良いの?」
「勿論。」
そう言うリーマスにレンは飛びつき胸にウリウリと顔を擦り付けて喜び、ご褒美ならまたデートがしたい。というレンにきょとんとするリーマスだが、すぐに声を上げて笑っては「考えておくよ」と優しく髪を撫でてくれ、ちょうどハーマイオニーとジニーが自分の荷物を持ってやって来てその光景に瞳を丸くした。
「ほら、レン。お友達が驚いているよ?」
「良いのよ、今元気とやる気と色々吸引中だから。」
「今日はレンと一緒に寝てくれるのかい?」
「はい。」
ハーマイオニーはにっこりと笑い、リーマスも嬉しそうに笑ってくれる。
「ルーピン先生も一緒に?」
「うん、それこそ犯罪だね。」
ジニーの言葉に即答すればジニーは笑い、ハーマイオニーは困ったような表情を浮かべる。
「私は此処に住まわせて貰ってるからね、ちゃんと部屋があるんだよ。」
「一昨年此処からも出て行こうとしたから駄々こねたの。」
「凄い口説き文句だったよ。」
そう言うリーマスに「まぁ!」と驚きを隠せないハーマイオニーとジニーに、レンは顔を赤くすれば「揶揄わないの!」と慌ててリーマスから離れて女子2人を引き連れて部屋へと向かおうとしたが思い出したようにリーマスの頬に口付け、お休みなさいと挨拶をすればリーマスも同じように挨拶を返してくれ、寝室へと向かった。
レンは自室に入れば処方されている薬をのみ、着替えてからベッドに入れば真ん中にして入り込むジニーとハーマイオニー。